打撲
「たかが打撲」などと甘く見ていると痛い目を見る
鍼治療するかしないかで予後に差が出る
打撲とは?
打撲は「打ち身」とも呼ばれコンタクトスポーツによる衝撃、転倒などにより筋繊維や血管が損傷する外傷(ケガ)のことを言います。
サッカーやラグビー、格闘技など、コンタクトスポーツで多く発生します。
軽度の打撲であれば打った部分に痛みを感じる程度です
重度になると患部が腫れ、熱感を伴った強い痛みが発生します。
皮膚、皮下組織の血管、筋肉が傷つき、出血を起こしている状態です。
これにより筋収縮や関節に影響を及ぼし、可動域の制限が起こる場合も多々あります。
比較的よく起こるケガとなり、負傷後「いて~ぇ」で済めばいいのですが
出血・腫脹が有るにもかかわらず処置せず放置してしまうケースが問題となります。
痛みや腫れなどが強く出るケースも多くあるので、処置を疎かにしないよう
初期対応が重要です。
「たかが打撲」などと甘く見ていると痛い目を見る場合があるので注意が必要です。
【打撲の症状】
●痛み
打撲の症状は、瞬間的にくる「痛み」です。
軽度の場合は数十秒数分で治まりますが、ある程度のコンタクトがあるとしばらく時間がたってから強く痛みが出たり、うずくような痛みが続く場合もあります。
●炎症・腫れ
・軽度の場合は、炎症・腫脹はほぼ見られず、パフォーマンス続行できる(例:コールドスプレーして戻っていく)見られないこともありますが
・重度の場合は、すぐに出血し腫脹がみられパフォーマンスストップである。内出血は、時間経過を経て青紫色に変し、更に黄色に変化し治っていく。
・頭部を打った場合は、コブができることもあります。
打撲は安易にとらわれがちですが放っておくと組織が固まり痛みの原因になります。軽視せずしっかりと処置を行うようにしましょう。
●運動制限
重度の打撲は、出血・腫脹がひどい為、動かすだけで痛みがあり炎症作用が落ち着くまでかなりの制限が付きます。
また、数日たっても、腫脹が残る場合この処置を上手くできない運動制限は長引くことになる。
肉離れはどれくらいで治るのか?
一つの目安として
・第1度:
軽度 1~2週間
・
第2度:
筋肉部分断裂・中程度 4~6週
・第3度:
筋肉
完全断裂・重症 3か月くらい
という一応の目安が建てられますがあくまでも一つの目安なので
個人差が出ます。特に実践的なトレーニングに入った時に問題が起きやすいので復帰までの期間は確定できない場合が多々あります。
2度以上で腫脹・出血の酷かった時は、2週程度を目安にしっかり固定した方が予後がいいように思います。
圧迫固定し松葉杖で荷重の負荷を免除するのも有効です。
腫れが酷いイコール出血があったということです。
この内出血の処置の仕方でも予後に影響するので初期対応は重要です。
アイシングはどれ位やればいい?
初期対応でのアイシングはどうやるべきか
スポーツ現場でのアイシングは当たり前のようになってきました。
初期の炎症反応は24~72時間と言われいますのでこの期間はRICE処置の安静、アイシング、圧迫固定、挙上を繰り返し行います。
スポーツケア三鷹のやり方は
アイス15分→圧迫45分で60分サイクルもしくは
アイス15分→皮膚の常温に戻るで繰り返す。程度により最大3日まで継続する。
その後は温めて冷やす
交代浴に切り替えて局部の循環を改善していく
注意:アイシングで冷やすことばかりやっている方が多くみられますが、
冷やしきっていいのは最初の数日間です。
温めて少しづつ動かして可動域と循環機能の改善を図らないと痛みは残り続けます。
スポーツケア三鷹での’’からだのみかた’’
対応施術
打撲の対応について
目的:関節の可動域を回復と損傷筋の伸張性の回復
施術:損傷部位の
筋肉の調整&
骨の調整
[打撲に鍼治療は効果大スポーツケアでは必須治療]
打撲直後に鍼を刺しておくとその後が全然違います。
打撲の鍼は痛みを伴いますが、効果大なのでお勧めです。
打撲の場合アイシングの仕方でも違いが出るので正しい知識のもと初期対応が必須です。
「たかが打撲」と軽く見てると痛い目にあいます
関節可動域を確保したら
荷重→歩行→jog→run→スプリントと負荷を上げていきます。
負荷を上げると同時に重心位置の取り方、母指球の使い方、姿勢保持の仕方等身体の使い方についてお教えします。
グランドレベルでのリハビリメニューも可能です。
お困りの方はお気軽にご相談ください。
近しい地域:新川、中原、上連雀、下連雀、牟礼、北野、大沢、深大寺北、深大寺東
無料駐車場ありますので、世田谷、杉並地域からも多くの方がお越しになられています。
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